Medomics社製「新型コロナウイルス中和抗体検査キット」の正規代理店

新型コロナウイルスの中和抗体の検査方法には、中和抗体の量（中和抗体価）を専用の検査機器を使って数値で測定する「定量検査」と、中和抗体の有無のみを簡易検査キットなどで検査する「定性検査」があります。一般的に、「定量検査」は中和抗体価が数値で出る一方、外部の検査センターが保有する専用の検査機器を使用するため検査に必要な時間が長く、費用は高額になります。一方、中和抗体の有無のみを判定する「定性検査」は簡易検査キットで検査できることから、検査時間が15分程度と短く、費用も安価です。

当社はこれまで国内唯一の正規販売代理店として、Medomics社製の簡易検査キット（定性検査）を販売しておりましたが、新型コロナワクチンの接種を受けた方の定量検査に対するニーズの高まりを受け、2021年12月より8分間の短時間で中和抗体の定量検査ができるXincheng Bio社の移動式免疫蛍光分析装置「IFPシリーズ」と専用の中和抗体検査キットの取扱いを開始。患者さんの検査目的に応じて、定量・定性検査のいずれも自院内で実施いただけるソリューションを揃えております。

これまでMedomics社製「新型コロナウイルス中和抗体検査キット」を導入いただいた医療機関様より、本キットの検査精度に関するフィードバックを多数いただいております。（導入医療機関　400医院、9,000キット超。2021年9月時点）

新型コロナワクチンの接種歴を証明する「ワクチン接種証明書（ワクチンパスポート）」を、国内でも活用することにより社会・経済活動を活性化しようという議論が始まっています。これを受けて弊社では、缶バッジにユニークなコードを埋め込み、そのコードをスマートフォンで読み取ってデジタルコンテンツを利用する「DDDisc®」の技術を活用した民間発の「ワクチンパスポートDisc」を新たに開発しました。

ワクチンパスポートDiscには、新型コロナワクチンの接種歴を証明する「標準タイプ」と、ワクチンの接種歴に加えて医療機関の検査により中和抗体を確認できたことを証明する「抗体証明タイプ」の2種類がございます。いずれのタイプも、外部にワクチン接種済みであることを表明するとともに、持っていることにより、将来的にはスマホスキャンによりグルメ・トラベルなどの限定クーポンを取得できるなどのデジタルを融合した機能拡張も計画しています。

さらに将来的には、WEB申請によるワクチン接種歴確認・本ディスク発行の体制を整備することを計画しているほか、集団接種者の接種実績を管理・登録する地方自治体との連携の可能性も積極的に模索していきます。